2016年9月6日火曜日

デスクトップアーミー クリエイティブコモンズライセンスフィギアの楽しみ方 4 フェイスパーツを量産しよう1

このコンテンツは「デスクトップアーミーライセンス」に基づいて創作、提供されています。 

デスクトップアーミーの製品版でちょっと残念なのは、表情が乏しいことと、シルフィーだと標準色と限定版があるものの、標準色を反転させただけのモデルの2種しかないことだと思います。だからこそ改造しがいがあるのですが、せっかくの標準パーツを改造してしまうのはもったいないし、素体の数しかレパートリーが無いのもさみしいので、せっかっくいただいた3Dデータを活用したフェースパーツの作り方を紹介します。

まずは3Dプリンタで顔を印刷します。これはサインスマートのABSフィラメントを使用しています。

3Dプリントしたものにはラフトと呼ばれる台座にプリント物を密着させるための網目とサポートと呼ばれる支えのパーツがついたまま出てきます。
出力したものはラフトとサポートを除去します。
頭の後ろ側のラフトとサポートはニッパーやペンチなどで切り落としていきます。

パーツにくっついてとりにくいラフトは棒やすりやカッターナイフで除去します。
へこんだ部分のサポートはドライバーやキリで除去していきます。
















髪パーツに嵌めてみて入り込めばOKです。
両耳が後ろ髪にくっつけば嵌め合わせられます。
そのままだと、3Dプリンティングのときの層・積層痕がそのまま出るので、顔が縞々です。
削ったり、盛ったりして、層を消すのですが、私はアセトンベイパー法で表面処理していますが、
危険な有機溶剤を使用する作業なので、やすりがけやプラスチック用接着剤で溶かしてならしてもかまいません。
アセトンベイパー処理に興味ある方は非産業化へ寄稿している記事があるので参考にしてみてください。
アセトンベイパー処理をしたABSは磁器のようなつるつるな表面に仕上がります。















あまりにつるつる過ぎて塗料が乗らないので、アセトン処理後にやすりで軽く表面を荒らしておきます。スポンジやすりの粗目があると便利。
















表面の光沢がなくなるくらいがちょうどいいです。















あとはプラモデルのようにサーフェイサー(白)をかけて、乾かしてから、肌色(プラモデル用の水生カラーの肌色・白・ピンクを混ぜて作っています。)で筆塗りします。

つぎはアイデカールの作り方・貼り方を説明します。

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